日々是 善き哉

小さなワクワクを集めましょ!

船岡山に鎮座する建勲神社 名前からは勇ましいイメージですが…

【桜の京都をてくてく12km その5】    

北野白梅町駅を出てから平野神社→北野天満宮→上七軒→千本釈迦堂→釘抜地蔵→千本えんま堂と歩いてきました。ここまでは決めていたルートです。

ここからは時間と疲れ具合と相談して決めよう思い、興味のある寺社仏閣を記入した手書きの地図を持って行きました。

時刻は現在15時前。疲れはありません。千本えんま堂を出て左側(千本通を北上)に小高い山が見えています。あれが船岡山ですね。このタイミングで山…いつもはついつい登ってしまいます。

奈良の橿原神宮にお参りしたときの畝傍山、京都の吉田神社のときの吉田山、嵐山の展望台… で、いつも途中でゼーゼーハーハーとなり後悔してきたんです。ウ~ン今日は止めておきましょう。

鞍馬口通を東に向かって歩いて行きます。あ… 建勲神社はコチラという道標が立っています。本来ならここでその道標の写真をお見せするもんですよね? ありません(汗)撮ってません(泣)あ~なんで撮らなかったんだよ~私! まだまだ未熟です。

道標の元で暫し思案。確か建勲神社って船岡山にあるんだよね? 山を登るってことだよね。でも、道標があるっていうことは、もうそんなに遠くないんじゃないの? もうその界隈に入っているんじゃないの? どうする私? エエイ、行ってみるか! と左折して進んでいきます。

えっと…もしかしたらこの先の階段を上るのかしら? 上ったところが神社ならウエルカムだけど… やっぱり止めとく? 踵を返しかけたそのとき、この階段でトレーニングしていた高校生に元気よく「こんにちは!」と声を掛けられました。「こここ こんにちは(汗)」私、勿論今からこの階段を上るところですよ。まさかビビって帰ろうなんて思ってませんですよ、ハイ。仕方なく?上り始めました。

階段は続くよどこまでも〜♫ ほらね、絶対に続きの階段があると思いました。あっ、案内板! 建勲神社の? て、船岡山のやん!

やっぱりすっかり山に入ってしまってたか… 仕方ありません、トコトン行きましょう。また階段↓

あ~最後まで階段。

振り返って見ると… 結構な高さまで来ましたね。 

この建勲神社、正式には『たけいさお』神社と言うそうです。でも『けんくん』神社の方が覚えやすいですね。

ここもまた一の鳥居からは入りませんでした。実は平野神社も北野天満宮も一旦外に出て、一の鳥居から入り直したんです。なんとなく気持ちの問題で…

でも、ここの一の鳥居はきっと一番下まで下りないとありませんよね。このままお参りさせて頂きました。

こちらの祓串、心を落ちつけてとありますが、心は落ち着いていますよ。心拍がバクバクバク、呼吸がゼーゼーとうるさいだけです(笑) 祓串は触るのも初めてです。神職の方がパサッパサッとされているのは何度も見たことがありますが、自分でするときはどうするんでしょう? 左右左と説明にありますが、角度は? 頭は下げるの? 取り敢えず少し頭を下げて、少し前に出してパサッパサッパサッとやってみました。他に人がいなくて良かった〜 笑われたかもしれません。

しばらく境内をウロウロしてから、一の鳥居から出るべく、上ってきた階段とは違う階段を下りていきます。

下の方に桜が見えてきました。ええっナニコレ? もしかして一の鳥居付近はものすごいソメイヨシノじゃないの? 階段を下りるスピードが上がります! 

すごいよ、すごいよ〜 おおお~圧巻です!

鳥居の奥に見えるのは末社義照稲荷ですね。階段を下りる途中にあった境内図↓ 一の鳥居から入らないと、帰るときに境内図に出会うことになっちゃうんですよね。

私は鞍馬口通を歩いて来て、左下の建勲神社標石に気付いて南参道から入ってお参りし、東参道から出たことになります。東参道に建勲神社受付があるから、やはりこちらが一の鳥居ですよね?

鞍馬口通に立ってたあの道標、感謝感謝です。あれが無ければ建勲神社に立ち寄ることはありませんでした。

山にある神社なので、たくさんの木々に囲まれた厳かな雰囲気の神社だと勝手に思っていました。実際はとて明るくて、開放的な神社だと感じました。とても居心地が良かったです。自作の地図には書いていなかった建勲神社でしたが、いい出会いとなりました。

息切れはしましたが、やっぱり山は登るものです! 次回は、船岡山公園にも立ち寄りたいと思います。