一步入れば空気が違います
5月5日の子供の日、東大阪市にある枚岡神社(ひらおかじんじゃ)へ行ってきました。
こちらは奈良の春日大社の勧請元で『元春日』と言うそうです。『元伊勢』はよく聞きますが、『元春日』は初めて聞いたので、まだまだ知らないことが多いなぁと思いました。
春日大社のホームページにも『元春日』とありました。春日大社の『若宮十五社めぐり』より↓
場所は近鉄奈良線の枚岡駅からすぐです。駅の真ん前に二の鳥居があります。一の鳥居は、線路挟んで反対側。つまり、近鉄電車が一の鳥居と二の鳥居の間を走っているということですね。
昔は『平岡大社』と言ったこともあったのですね。線路のフェンスに背中を預けながら撮った石柱です。本当に駅から近いんです。
今日はお祭りがあるみたいで、屋台も出ています。
青銅製神鹿の手水所
『なで牛』ならぬ『なで鹿』
珍しい注連縄ですね
階段!
枚岡神社のホームページより境内案内図を。
枚岡神社はとても歴史があり、神武天皇即位の3年前創祀らしいです。紀元前の話ですよ〜
拝殿横から本殿を臨みます。このさらに奥に朱色の社があるんです。ここからは見えません。
摂社と末社の案内板です。
隙間からカモが見えます。ここは本殿前の池です。
そう言えばあの久宝寺緑地のカモ、たまたま出会った男性が5月5日に孵化と予言してたけど、産まれたのかな? そのときのことはこちらに↓
駅からすぐの二の鳥居を入るととても神聖な空気に触れたような気がします。
そしてこの摂社末社が並ぶエリアはそこにマイナスイオンがプラスされたような感じです。緑濃き場所です。そんなに広くはありませんが、奈良の春日大社の一の鳥居からずっと木々が続くあの雰囲気に似ているエリアだと思いました。
末社 一言主神社
一言主神社から本殿の社が見えます。
摂社 若宮神社
とても冷たくて清らかな水です。
末社 飛来天神社と白水井です。水は残念ながら見えません。
榊の木を通して宮中の皇霊殿、伊勢神宮、橿原神宮、神津嶽を遥拝する所です。
末社 天神地祇社
一旦外に出て、梅林の今の様子です。この梅林はとても有名でしたけれど、梅の木が病気に罹って、平成28年に全て伐採されたそうです。令和3年に今の形に整備され、季節ごとに楽しめる花も植えられたとのこと。
また枚岡神社内に戻ります。
禊場です。ここもすご~いマイナスイオンです。今でも実際に滝に打たれることができるそうですよ。
隙間から中を見てみます。なんか…神々しいです。
今日は小太鼓まつりとのことで、子供たちが担ぐ太鼓台が次々と集まって来ています。(合計13台が宮入りしたと後で知りました)
11時に宮入りがあるそうです。でも…今日の目的は神津嶽にある枚岡神社の本宮です。ここから40分はかかるとあります。できたら午前中に到着したいので、11時からの宮入りを待つと間に合いそうにありません。
現在10時40分。今日は諦めて本宮に向かうことにします。このあと、とても大変なことが…