【桜の京都をてくてく12km その4】
千本通りをウロウロ
児童公園でお昼を済ませ、千本釈迦堂へ。正式名は大報恩寺です。でも『千本釈迦堂』が大々的に前に出ていますね(笑)
↓この山門の雰囲気、とても好きです。
山門をくぐって振り向きざまに一枚。私はよくこうして振り返って写真を撮るので、真後ろを歩いている人にギョッとされます(笑)。景色って反対から見ると全然違ったりしますよね。それが楽しいんです。
正面を向いてビックリ!「デカッ! ナニコレ!?」と思わず声が出てしまいました。正面に見えるのは枝垂れ桜でしょ、右のは? 巨大な箒が立ってるみたいなんですけど…
人がとっても小さく見えますね。
もし満開であれば、その重みで地面に着いていたと思います。今でも地面すれすれという感じです。
↑こういう説明は、一番知って欲しいことをどのガイドブックよりも詳しく書いているはずと思い、こうして写真に撮るようになりました。説明を読んで本堂がとても気になりました。ここもいつかまたゆっくりお参りしたいです。
こちらは乙女椿と言うそうです。もう終わりかけですが、可憐さが伝わってきます。椿のシーズンもきれいでしょうね。
後で調べましたが、箒のような木はイチョウだそうです。このお寺はいろんな季節に楽しみがありますね。
続いて向かったのは釘抜地蔵です。正式名は『石像寺』。
桜のシーズンなのに飾りものの桜が… 何故? ど真ん中に写っている女性、しばらく待っていたのですがスマホに夢中です。このまま一緒に写って頂きました。後で消しゴムマジックで消してみたんですが、自転車の車輪だけが残ってしまい、まるでホラー状態となりました。その車輪をさらに消そうしたら何やらゆがみが… 諦めました。
中に入ってみると、なにか特別な催しがあったようです。お手伝いの方に『今終わったところですけど、甘茶いかがですか?』と声をかけて頂きました。甘茶?ん?もしかして…花祭り!? そっか、明日は4月8日でお釈迦様の誕生日ですね。つい先ほど終わったとのこと。ウ~ン残念でした。見ている間に次々と片付けられていきます。ま、今回はその後片付けの様子を見られた珍しい機会ということにしておきましょう。
こちらの本堂の周りをぎっしりと釘と釘抜きの絵馬が取り囲んでいます。見てるだけで恐ろしくなるような、めっちゃ長い釘です。丁度お寺の掲示板にこちらの記事が張られていたので、引用させて頂きます。
花祭りの飾りはすっかり片付けられてしまいました。前後の写真を撮ることができて、お得な気分になりました。単純なんです…
さらに千本通を北上して千本えんま堂へ。正式名は『引接寺』。
ちょっと独特な雰囲気があります。それこそ閻魔様がおられる世界のような… それを象徴するようなところがあったのですが、写真禁でお伝えできなくて残念です。私が到着したとき、カメラを上に向けて写真を撮っている人たちがいて、何かと思うとこの中に閻魔様がおられました。すごく大きいです。
千本通の3つのお寺は、一般的(何が一般的かはこの際置いておきます)なお寺とは全然違う趣きがあります。何年経っても記憶の底には沈まないだろうなぁと思います。一言で言うと、結構『濃い』です(笑)。 とにかくデカイに尽きました。千本釈迦堂にはデカイ枝垂れ桜とイチョウ、釘抜地蔵にはデカイ釘の絵馬、そして千本えんま堂にはデカイ閻魔様…どこもかしこもデカすぎます!