日々是 善き哉

小さなワクワクを集めましょ!

シャクヤク園 そして池に浮かぶ青いもの

久宝寺緑地シャクヤク

4月28日より始まった大阪府久宝寺緑地シャクヤク園に行ってきました。こちらは2,300㎡の敷地に58品種・約1,600株が育てられているとのこと。品種ごとに咲く時期が違うと思うので、天候にも寄るとは思いますが全てが一斉に咲くということはなさそうです。

過去にも行ったことがありますが、そのときはGWの後半だったので、すでに咲き終わり、剪定されているものも多かったです。今回はGW前半なので前とは違う品種が見られるのでは?と楽しみです。

 

シャクヤク園入り口のポスター
(チラシの表面)

 

入ってすぐの案内板とチラシの裏

まだ『緑』って感じですね。咲いているのは全体の1割ほどでしょうか。前は立派なカメラを持った人が多かったのですが、この日はそもそも人が少ないです。

緑地内でマルシェも開催されていますし、BBQや釣りに人が流れたのかもしれません。お蔭でゆっくりと鑑賞できます。

本当に色々な品種があります。

『さつき』という名のシャクヤク

一部咲いてはいるものの、まだまだ蕾固しという感じです↓

こちらも↓

このシャクヤク園は日当たりがとてもいいので、お世話してくださる方も大変だと思います。とにかく暑い!

奥で作業されています

これから行かれる方は帽子や日傘は必携です。まだまだ暑くなりますしね。

過去に見たとは言え毎年違うと思うので、やはり他のシャクヤクも気になります。期間中にまた来れるかな。

せっかくなのでマルシェの方にも行ってみます。すぐ横に池もあり、釣り人や水遊びしている子供たちもいます。

池の中にあるこの青いもの、何だと思います? 

丁度孫娘ちゃんに説明している男性がおられたので、私も一緒に教えてもらいました。中ではカモが卵を10個ほど温めているそうです。

『ほらそこの穴から見えるやろ?』→『分からん』、『こっち向いてるやん』→『見えへん』というやり取りが男性と孫娘ちゃんの間で交わされます。

『分かりますやろ?』と私にも聞いてこられます。んんん〜太陽の光がまともに当たっていて中の様子は暗くて分かりません。あっ、一瞬日陰になりました! 

ん!? こっちではなく、あっち向いているように私には見えるのですが…(笑) 違いますかね? とにかくカモがいるということは確認できました。

「いつ頃産まれると思います?」と聞いてみると、『5月5日ですな。』と男性。なんでそんなにはっきり断言出来るん!?(笑) いや~そう言われるとその日に確認したくなりますやん! 

 

BBQエリアは遠目でも混み混みな様子が伝わってきますけど、ものすごく広い緑地なので(甲子園球場約10個分ですって!)、他の場所はガラ〜ンと感じられます。ほら↓ 

この緑地は大阪市平野区東大阪市と八尾市に隣接しています。

GoogleMapの埋め込みとかいうのを初めてやってみます。うまくいくかな?

久宝寺緑地シャクヤク園以外にも植物がいっぱいなんですよ。

そして、私が大好きなオオデマリ

多分この1本しかないと思うので、病気にならずにすくすくと育って欲しいです。

お弁当とレジャーシート持参の方も大勢おられます。本を読んでいる方も… なんて贅沢な。て…この私も十分贅沢な時間を過ごしていますよね!

駅からはちょっと歩きますが、おすすめですよ。次々とシャクヤクも咲いてくれると思いますし! あと、カモのその後も気になりますね。

ガイド本・・・鉄道の? カメラの? ん~~遊び場の!!

ワクワクする本と出会いました!

私は図書館が大好きです。そして少しだけ鉄分が入っています。

図書館でとても素敵な本をみつけましたので、ご紹介したいと思います。もしかしたら鉄道大好きさんたちの間では知られた本かもしれませんが… 

それがこちら2022年9月15日発行の『昭文社 ぶら鉄 親子でGO!電車見まくりスポット 関西版』です↓

まず新幹線を見るスポットが特集で組まれています。

続いて電車を見るスポットが車両基地編・橋編・公園編・施設編と分かれて紹介されています。さらに鉄道と触れ合えるスポットが、鉄道がテーマの場所・保存車両編・博物館編・番外編でたくさん載っています。

最後には『おもしろい鉄道』『おもしろい駅』『日本一の鉄道』のコラムがあります。

中はこんな感じです↓ 詰め込み過ぎて小さくなってしまいました(笑)

鉄道を見るスポットなので、殆どが線路沿いにありますし、駅からの距離も数分〜10分程度のところが多いです。アクセス抜群っていうやつですね。

私がこの本で特に気に入ったのは、『DATA』で場所が説明されており、『電車充実度』と『見える電車』でその期待を高め、そして『Railman's Eye』でオススメポイントを紹介しているところです。

こちらはJR京都線 岸辺駅南北自由通路の『DATA』『電車充実度』『見える電車』『Railman's Eye』を抜き出したものです。

私は今のところまだ撮り鉄ではないのですが、この本を見ていると是非行ってみたくなります。写真目的でなくてもすごく楽しめそうです。

鉄道大好きな人が作った本というのがビシバシと伝わってきます。全てのページがプレゼンって感じです。作り手のアツい気持ちが満載のこういう本が大好きです。

私が図書館推しなのは、こうした素敵な出会いがあるからです。図書館は色んな出版社の本が混ぜ混ぜで並んでいますよね。ときに思わぬ発見がありますし、比較もしやすいです。

小説も同じ作者の本が出版社関係なく固まって並んでいます。「この作者で何か別の本を…」というときには早く辿り着けます。

今回のこの本とはどこで出会ったと思います? ワゴンに立ってたんです。ちょっと見てやっぱり返すためのワゴンです。そこに返した誰かさん、ありがとうございます! 

そう、図書館のアチラコチラにあるワゴンも結構楽しめますよ。お宝発見って感じです。是非覗いてみてください!

今回のこのガイドブック、図書館ホームページのマイページのマイ本棚へ格納しました。改めてその本棚を見ると、旅関係のガイドブックばかりです!(笑)

藤棚ではない!?

この藤は…どうなっているの?

そして…奈良県庁の食堂を思い出しました

私が『藤』と聞いて想像するのは上のような藤棚です。こちらは2年ほど前に奈良の春日大社萬葉植物園で撮ったものです。

最近電車の中から↓この藤を目撃し、えっ?と思って慌てて写真を撮りました。あいにく電車が動き出してしまったので、去りゆく藤となっていますが…

一体これはどういう状態なんでしょうか…線路の塀に被さりそうです。ものすごく気になります。帰りにちょっと寄ってみましょう。

桜はここ大阪では殆ど終わってしまいました。でもそのバトンを引き継いで、様々な花が見頃を迎えました。

この謎の藤を見た後には、3本のハナミズキと遭遇しました。どれもきれいな色ですね。

こちらの紫色の花は『紫蘭(シラン)』だそうです。大阪では、言いたくなくても『シラン? 知らんけど』て言わないといけませんよね~知らんけど(笑)

あちらこちらに春がいっぱいです!

 

帰りです。さあ、あの藤の花がどうなっているのか確認をしに行きましょう。

↑反対側のホームからの様子です。電車から見たのは朝で、これは夕方なので雰囲気は少し違うかもしれませんが… とても元気できれいに咲いています。なんだか迫力がありますね。

駅から出て見に行きます。

塀の横は細い道でした。まるでトンネルみたいになっています。実際皆さん屈んで通っています。

藤棚の藤は可憐なイメージですが、こちらの藤はとても力強さを感じます。『私は自力で立ってますが、何か?』みたいに(笑) これからどのように育っていくのか楽しみです!

朝の疑問が解決…したのでしょうか? しました。藤は藤棚で、とは限らないんですね。それに近くで見られたので満足です。

 

余談ですが、春日大社萬葉植物園を訪ねた日、お昼ご飯は奈良県庁の食堂で頂きました。一般の人も利用できるんです。11時のオープンと同時に入ったので、興福寺五重塔を正面に見られる席をゲット出来ました。

写っている定食は確か600円位だったと思います。まさか2年後にブログに載せるなんて思いもしなかった私、お皿も適当に並べていますね。とても美味しかったのに、それが全く伝わってこなくて奈良県庁の食堂さん、ごめんなさい。こんな雑な写真、他では見られませんよね。ある意味貴重かも(笑)

下3分の1をカットしようかとも思ったのですが、そうするとテーブルとの位置関係が伝わりにくくなるので、この際恥を忍びました(汗)

12時になると職員の方で混むようですが、おすすめですよ。平日のランチだけみたいですけど。

奈良県庁の屋上にはベンチがあるので、お弁当持参もいいと思います。屋上からの眺望はこちら。

このあと私はどこに行くときも、近くにお役所ないかな?とチェックするようになってしまいました(笑)もちろん目的は食堂です!

桜の京都をてくてく12km その7

神泉苑 そして私のおすすめガイドブック

最後はこちら神泉苑です。以前にも来たことがありますが、その時もそしてつい最近までずーっとここは神社だと思っていたんです(汗)

この鳥居に赤い橋、そして「神」泉苑という名前… 神社って勘違いしてしまいませんか? 私だけ? 

東寺真言宗のお寺さんです↓

昨年読んだ小説(望月麻衣さんの『わが家は祇園の拝み屋さん』)のキーパーソンがここ神泉苑に縁があって、読んでいるうちにまた行ってみたくなりました。今度はちゃんとお寺と認識しての訪問です(笑)

前回はもう少し早い時間帯だったので、今回の夕暮れ時の様子が楽しみです。

池に景色が映り込んでいてとてもきれいです。

夕方だからか、ここもあまり人はいません。たまたま、ずーっと人が少ないタイミングで回れたようでラッキーでした。

この季節の京都はいつもはどこに行っても人・人・人です。昔、嵐山の渡月橋で身動きが取れなくなり「一体この橋に何人乗ってるん?」「橋、落ちひん?」と思ったこともありました。この日も他の場所は混んでたんでしょうか…?

神泉苑は20時まで開いているそうです。夜はどんな感じなんですかね。そちらも気になりますが、明日は仕事です。いい加減帰らないといけません。

すぐ近くに地下鉄の駅がありますが、もうこうなったらトコトン歩きましょう! 朝、嵐電に乗り継いだあの大宮駅まで歩きます。このまま南下すればいいはず。

17時45分到着。約15分で来れました。

今日みたいな日には、私はお賽銭用の小銭入れを持ち歩いています。そちらは開けたり閉めたりが忙しかったですが、いつもの財布はここまで一度も開けませんでした。

乗り物は全てICOCAだし、有料のところにはどこも入りませんでした。食べ物・飲み物・おやつも全て持参です。有り難くない観光客ですね(笑) 最後にこの大宮駅近くのスーパーでペットボトルを一本買ったときに、なんだか負けたように感じたのは…気のせいですかね(笑)

でも、この10日ほど職場や友人にどれほど良かったかを散々喋り尽くしているので、少しは宣伝のお手伝いが出来たかなと思います。

帰ってからグーグルマップで歩いた距離を出してみました。寄ったところが多すぎて分割しましたが… その結果が約12kmでした。実際は通り過ぎたり迷ったりしましたし、それぞれの場所でもかなりウロウロしましたから、本当はもう少し歩きましたけど。

建勲神社を除くと殆ど平地だったので、距離はそれなりにありましたが意外と疲れませんでした。

私が回ったのは、エリアとしては『西陣』になるんだと思います。歩いて回れますし、とってもおすすめですよ!

今回私がお世話になったのがこちらのガイドブック(昭文社まっぷる 超詳細!京都さんぽ地図』2021年9月1日発行)です。ムック本で大きいので、必要な箇所を写真に撮って持って行きました。

地図が本当に分かりやすく、住宅地以外はグーグルマップに頼らなくても、この地図で大丈夫です。毎回図書館でお借りしています。はい、ここでも私は全くお金を回していません(笑)

私のお気に入りポイントは、どのスポットも殆ど同じサイズの記事で紹介されているところです。目立つ大きい記事に誘導されることなく、自分の感覚で行き先を考えられます。また、地図にもコメントを入れてくれています。

↑家に帰ってから気付いたのですが、ひとつ前の『その6』でご紹介した雨宝院にもコメントがありました! やっぱり入り口付近で終えずに、もっと奥まで入れば良かったな…

とても楽しかったけれど、心残りもいっぱいです。欲張り過ぎましたね(笑)

あっ、家に着いたときのスマホのバッテリー残量は4%でした。こちらも頑張ってくれました。

たくさんのワクワクと出会えた2024年桜色の京都でした。

桜の京都をてくてく12km その6

白峯神宮晴明神社

建勲神社を出たときの時刻は15時40分です。いよいよ時間との戦いです。暗くなる前に、以前から行ってみたかった白峯神宮晴明神社を目指します。

あっ、まずその前に船岡温泉にちょっとだけ寄ってみます。ここは『京都 銭湯』で調べると必ず挙がってくるところで、とてもレトロで素敵なんだそうです。建勲神社のすぐ側です。

建勲神社にお参りして、船岡山に登って、ここ船岡温泉に入って帰るのもいいプランですね。

では、まずは白峯神宮を目指します。ここでちょっと方角を誤りそうな予感がします。仕方なくスマホをオンラインにして、グーグルマップを起動します。

おっと、バッテリー残量があと20%ほどになっています。こちらにも別の戦いがありました(笑) 途中でスマホが全く使えなくなる可能性があるので、念の為地図を頭に叩き込んでおきます。あとはまたオフラインにしてGPSに頼りましょう。

私のすぐ前をスマホを見ながら歩いている人がいます。住宅地で2回続けて同じ角を曲がったので、もしや行き先が同じでは? ずーっと後をつけているような感じです。同じようにスマホに誘導されている二人、周りから見ると滑稽でしょうね(笑) 途中で分かれたので良かったです。

相変わらずグーグルマップのいう通りに歩いて行くと、「アレ? 今なんかとても良さげなところを通ったような…」 戻ってみると、いい感じのお寺さん!

入っていい? 入っていいよね? お邪魔しまーす。檀家さん?がおられて、あまりウロチョロしづらくて入り口付近をちょっと見させてもらっただけですが、私好みのお庭で、またゆっくりと見たいと思いました。通称『西陣聖天宮』というそうです。

グーグルマップに従って大通りに出ると、白峯神宮がそう遠くない先に見えていました。

 

こちらは蹴鞠ゆかりの地で、今は球技を始めとしてスポーツをする方の信仰を集めているとのこと。こぢんまりとしていますが、雰囲気がいいですね。時間的なものなのか、こちらもあまり人がいません。

もう少しゆっくりしたいですけれど、本当に日暮れが迫ってきたので、先を急ぎます。あ~せわしないです。堀川通を南下します。右手に見えて来ました!

晴明神社!五芒星〜 

羽生結弦さんが『SEIMEI』を演じていたときに訪れた様子をテレビで見ました。その番組では境内はとても広く見えたのですが、こちらも意外とこぢんまりしています。ただ、他の人の様子を見ていると、ものすごいパワースポットなんだろうなぁと感じさせられました。

もう16時半です。実はもう一箇所寄りたいところが… そしてそこは結構遅くまで開いているはず。さらに堀川通を南下します。

↓二条城です。もう17時を過ぎました。今回寄りたいのはこの近くです。

その前に、小腹が空いたので二条城のすぐ横のベンチで持参のパンを頂きました。よしこれで大阪までお腹持つぞ! でも私、明日仕事なのにまだ京都に居て大丈夫なのかしら… 

一層のこと、このままどこかのライトアップにでも寄る? まさに目の前、二条城の東大手門前に列が出来ています。お城と桜のライトアップ、素敵でしょうね。これから私が目指すところも負けてないと思うんですが…

桜の京都をてくてく12km その5

建勲神社      

北野白梅町駅を出てから平野神社北野天満宮上七軒千本釈迦堂→釘抜地蔵→千本えんま堂と歩いてきました。ここまでは決めていたルートです。

ここからは時間と疲れ具合と相談して決めよう思い、興味のある寺社仏閣を記入した手書きの地図を持って行きました。

時刻は現在15時前。疲れはありません。千本えんま堂を出て左側(千本通を北上)に小高い山が見えています。あれが船岡山ですね。このタイミングで山…いつもはついつい登ってしまいます。

奈良の橿原神宮にお参りしたときの畝傍山、京都の吉田神社のときの吉田山、嵐山の展望台… で、いつも途中でゼーゼーハーハーとなり後悔してきたんです。ウ~ン今日は止めておきましょう。

鞍馬口通を東に向かって歩いて行きます。あ… 建勲神社はコチラという道標が立っています。本来ならここでその道標の写真をお見せするもんですよね? ありません(汗)撮ってません(泣)あ~なんで撮らなかったんだよ~私! まだまだ未熟です。

道標の元で暫し思案。確か建勲神社って船岡山にあるんだよね? 山を登るってことだよね。でも、道標があるっていうことは、もうそんなに遠くないんじゃないの? もうその界隈に入っているんじゃないの? どうする私? エエイ、行ってみるか! と左折して進んでいきます。

えっと…もしかしたらこの先の階段を上るのかしら? 上ったところが神社ならウエルカムだけど… やっぱり止めとく? 踵を返しかけたそのとき、この階段でトレーニングしていた高校生に元気よく「こんにちは!」と声を掛けられました。「こここ こんにちは(汗)」私、勿論今からこの階段を上るところですよ。まさかビビって帰ろうなんて思ってませんですよ、ハイ。仕方なく?上り始めました。

階段は続くよどこまでも〜♫ ほらね、絶対に続きの階段があると思いました。あっ、案内板! 建勲神社の? て、船岡山のやん!

やっぱりすっかり山に入ってしまってたか… 仕方ありません、トコトン行きましょう。また階段↓

あ~最後まで階段。

振り返って見ると… 結構な高さまで来ましたね。 

この建勲神社、正式には『たけいさお』神社と言うそうです。でも『けんくん』神社の方が覚えやすいですね。

ここもまた一の鳥居からは入りませんでした。実は平野神社北野天満宮も一旦外に出て、一の鳥居から入り直したんです。なんとなく気持ちの問題で…

でも、ここの一の鳥居はきっと一番下まで下りないとありませんよね。このままお参りさせて頂きました。

こちらの祓串、心を落ちつけてとありますが、心は落ち着いていますよ。心拍がバクバクバク、呼吸がゼーゼーとうるさいだけです(笑) 祓串は触るのも初めてです。神職の方がパサッパサッとされているのは何度も見たことがありますが、自分でするときはどうするんでしょう? 左右左と説明にありますが、角度は? 頭は下げるの? 取り敢えず少し頭を下げて、少し前に出してパサッパサッパサッとやってみました。他に人がいなくて良かった〜 笑われたかもしれません。

しばらく境内をウロウロしてから、一の鳥居から出るべく、上ってきた階段とは違う階段を下りていきます。

下の方に桜が見えてきました。ええっナニコレ? もしかして一の鳥居付近はものすごいソメイヨシノじゃないの? 階段を下りるスピードが上がります! 

すごいよ、すごいよ〜 おおお~圧巻です!

鳥居の奥に見えるのは末社義照稲荷ですね。階段を下りる途中にあった境内図↓ 一の鳥居から入らないと、帰るときに境内図に出会うことになっちゃうんですよね。

私は鞍馬口通を歩いて来て、左下の建勲神社標石に気付いて南参道から入ってお参りし、東参道から出たことになります。東参道に建勲神社受付があるから、やはりこちらが一の鳥居ですよね?

鞍馬口通に立ってたあの道標、感謝感謝です。あれが無ければ建勲神社に立ち寄ることはありませんでした。

山にある神社なので、たくさんの木々に囲まれた厳かな雰囲気の神社だと勝手に思っていました。実際はとて明るくて、開放的な神社だと感じました。とても居心地が良かったです。自作の地図には書いていなかった建勲神社でしたが、いい出会いとなりました。

息切れはしましたが、やっぱり山は登るものです! 次回は、船岡山公園にも立ち寄りたいと思います。

桜の京都をてくてく12km その4

 千本通をウロウロ

千本釈迦堂・釘抜地蔵・千本えんま堂     

児童公園でお昼を済ませ、千本釈迦堂へ。正式名は大報恩寺です。でも『千本釈迦堂』が大々的に前に出ていますね(笑)

 

↓この山門の雰囲気、とても好きです。

 

山門をくぐって振り向きざまに一枚。私はよくこうして振り返って写真を撮るので、真後ろを歩いている人にギョッとされます(笑)。景色って反対から見ると全然違ったりしますよね。それが楽しいんです。

正面を向いてビックリ!「デカッ! ナニコレ!?」と思わず声が出てしまいました。正面に見えるのは枝垂れ桜でしょ、右のは? 巨大な箒が立ってるみたいなんですけど…

人がとっても小さく見えますね。

もし満開であれば、その重みで地面に着いていたと思います。今でも地面すれすれという感じです。

 

↑こういう説明は、一番知って欲しいことをどのガイドブックよりも詳しく書いているはずと思い、こうして写真に撮るようになりました。説明を読んで本堂がとても気になりました。ここもいつかまたゆっくりお参りしたいです。

こちらは乙女椿というそうです。もう終わりかけですが、可憐さが伝わってきます。椿のシーズンもきれいでしょうね。

後で調べましたが、箒のような木はイチョウだそうです。このお寺はいろんな季節に楽しみがありますね。

 

続いて向かったのは釘抜地蔵です。正式名は『石像寺』。

桜のシーズンなのに飾りものの桜が… 何故? ど真ん中に写っている女性、しばらく待っていたのですがスマホに夢中です。このまま一緒に写って頂きました。後で消しゴムマジックで消してみたんですが、自転車の車輪だけが残ってしまいまるでホラー状態となりました。その車輪をさらに消そうしたら何やらゆがみが… 諦めました。

 

中に入ってみると、なにか特別な催しがあったようです。お手伝いの方に『今終わったところですけど、甘茶いかがですか?』と声をかけて頂きました。甘茶?ん?もしかして…花祭り!? そっか、明日は4月8日でお釈迦様の誕生日ですね。つい先ほど終わったとのこと。ウ~ン残念でした。見ている間に次々と片付けられていきます。ま、今回はその後片付けの様子を見られた珍しい機会ということにしておきましょう。

こちらの本堂の周りをぎっしりと釘と釘抜きの絵馬が取り囲んでいます。見てるだけで恐ろしくなるような、めっちゃ長い釘です。丁度お寺の掲示板にこちらの記事が張られていたので、引用させて頂きます。

花祭りの飾りはすっかり片付けられてしまいました。前後の写真を撮ることができて、お得な気分になりました。単純なんです…

 

さらに千本通を北上して千本えんま堂へ。正式名は『引接寺』。

ちょっと独特な雰囲気があります。それこそ閻魔様がおられる世界のような… それを象徴するようなところがあったのですが、写真禁でお伝えできなくて残念です。私が到着したとき、カメラを上に向けて写真を撮っている人たちがいて、何かと思うとこの中に閻魔様がおられました。すごく大きいです。

千本通の3つのお寺は、一般的(何が一般的かはこの際置いておきます)なお寺とは全然違う趣きがあります。何年経っても記憶の底には沈まないだろうなぁと思います。一言で言うと、結構『濃い』です(笑)。 とにかくデカイに尽きました。千本釈迦堂にはデカイ枝垂れ桜とイチョウ、釘抜地蔵にはデカイ釘の絵馬、そして千本えんま堂にはデカイ閻魔様…どこもかしこもデカすぎます!