高槻で桜まみれのはずが…
JR高槻駅から歩いて摂津峡まで行ってきました!
大阪で桜と言えば摂津峡が有名ですが、一般的なアクセス方法のバスに対して苦手意識がある私は、これまで一度も行ったことがありませんでした。
今回色々調べていく中で、摂津峡への道中にも各所に桜の名所があることを知り、それならば桜を楽しみながら歩いて行けるのではと思い、ルートを探ってみました。
JR高槻駅→芥川桜堤公園→摂津峡公園→芥川桜堤公園→JT生命誌研究館→JR高槻駅という行程で、グーグルマップによると往復9.7kmの道のりです。 9.7km…結構ありますね(笑)。
3月最終の週末、JR高槻駅を出発して芥川を目指します。ほんの少しでもいいから桜が咲いていてくれればと思ったのですが…
やっぱりまだでした…
川沿いをひたすら歩いて摂津峡へ向かいます。白っぽいものが見えると「あれは桜では?」と確認することを繰り返し、やっと見つけたのがこちら。桜にしては色が白く花も小さいのですが、桜だよね~と思いながらパチリ。
ユキヤナギが丁度見頃で、あちらこちらでとても綺麗に咲いていました。
ここまでの道のり、まるで宝探しのように桜の花を探しながらやってきましたが、先ほどの白いコ以外は見当たらず、とうとう摂津峡公園に到着。左に写っているのは、モクレンの仲間かな?
これはもう、桜ではなくて滝を楽しもうと気持ちを切り替えた瞬間、出会えました! 階段を上がったところに…
なんと可憐な枝垂れ桜! 他の桜はまだ全く開花していないからこその存在感です。間違いなく『お花見』ができました。
鳥も見つけました。
あ~満開の桜を見られて満足です。
ここからは白滝を目指します。
気持ちのいい川沿いの道。
↑これが白滝? 左奥にも細い滝があるので、雄滝と雌滝ということ?と思ったら、もう少し行った先にありました(笑)
マイナスイオン浴びまくりでとても気持ちが良かったです。
まだまだ良い景色が続きます。
更に先には展望広場があるようですが、急勾配の道を350mほど登らないといけないようで、空腹もあり諦めてこの辺りでお弁当となりました。
帰りは来た道を戻り、駅近くで横に逸れてJT生命誌研究館へ立ち寄りました。ここでの写真を撮り忘れてしまいましたが、やはり桜はまだ咲いていませんでした。桜の通り抜けの写真を見て、すごく綺麗だったので楽しみしていたのですが…
その代わり展示ホールを見学し、紙工作をプレゼントして頂きました。『クビナガモドキ』という昆虫と、写真左側の『パラケラテリウム』というサイの仲間の2種類でした。
「どうぞ」と言われて喜んで手を差し出してしまいましたが、細かくて切り出すことが出来るのかも怪しいです(笑)。
一日中桜を見て過ごす予定が、まさしく「こんなはずでは…」でしたが、賑やかで便利な駅前から、たった1時間歩くだけで自然豊かな摂津峡に辿り着けるなんて、高槻っていいところだなぁと、今回初めての訪問で感じました。また違う季節に訪れたいです。あっ、もちろん桜が咲いているときにも!