神戸北野で『萌黄の館』と『北野天満神社』を訪れ、そして観光案内所で念願の地図を手に入れました。私向けに色々と提案をして頂いたので行ってみます。
今回の『KOBE観光の日』のイベントの中で、もう1箇所行ってみたいところが別のエリアにあります。なので、ここ異人館街で残された時間は1時間ほどです。
異人館街の情報発信拠点でもある『ラインの館』には元々行くつもりでしたけど、他の館は外からその様子を見ておいて、次回に備えるって感じになります。
その頂いた地図をここに載せたいのですが、4つ折りにした上、何度も出し入れしたり雨で濡れたりで、ちょっとお見せできるような状態ではなくなってしまいました。
代わりに『萌黄の館』の前にあった地図を。念の為に撮ってあったんです。
異人館街を拡大しますね。雨粒も拡大(笑)。
観光案内所の方のオススメに従って、まずは『風見鶏の館』の写真を撮りました。
『萌黄の館』と『風見鶏の館』の前、少し階段を下りたところがちょっとした広場になっています。そこから撮った写真です。
その後、色んな場所から撮りました↓
来年3月までの予定で耐震改装工事中です。
この広場には重厚な方々がおられます。
『ラインの館』へは、この場所からは坂を下りて行くことになります。坂を上がって行った先にある館も見てみたいので、先にそちらから回りました。
階段や坂そして石畳の道をウロウロ、ウロウロ。雨が強くなってきて軒先に避難したり。
『あれ? ここさっきも通ったよ?』と引き返したり。 そしてそれが、そういった階段や坂そして石畳の道(何回も言わないの!)なので、脚が疲れたり。 雨で濡れているので滑らないようにと、変に力が入っていたのもあると思いますが。
あっち側に行きたいのに、入館者以外は『◯◯館』を横切れなくて、ぐるっと大回り。これは明日、間違いなく筋肉痛やなと思いました。
それぞれの館の入り口では呼び込みをしておられました。私はそそくさと前を通り過ぎて、気配を消して写真を撮ったりしていたので(小心者!)、撮りたいようには撮れませんでした。でも、いくつかはお見せ出来るかなと思います。
『香りの家オランダ館』
その先には…
『ウィーン オーストリアの家』
『デンマーク館』
『山手八番館』のフェンス(笑)。
『北野外国人倶楽部』
『プラトン装飾美術館(イタリア館)』
他にも色んな館の前を通りました。 北野観光案内所のホームページに各館の説明があるので、リンクを貼りますね。
北野異人館一覧 | 神戸北野異人館街公式サイト ~神戸の異国情緒を異人館から~
ここもとても雰囲気のいい建物で、通りがかりの人たちが気になって様子を伺っています。
『神戸北野サッスーン邸』と言い、一般公開はしていないそうです。結婚式とかに使われているんですって。オシャレですね〜 中にはチャペルもあるそうですよ。
このように、公開はされていないけどとても素敵な建物が他にもあります。 それは一般の住宅でも同じです。びっくりするほど大きくてオシャレなお家を何軒も見かけました。
私の前を歩いていた外国人観光客の2人の男性、そんなお家の前で写真を撮ろうとしています。2人のジェスチャーから会話を想像すると…
お、めっちゃオシャレな館あるやん。写真撮ったるからお前ちょっとそこに立てや。
あ~? ここって普通の家ちゃうか?
こんなでっかい家、ある訳ないやろ。
でも、ここに表札あるで。
ホンマやな。マジでここに住んでんのんか? びっくりやな。
てな感じでしょうか。
一般のお宅の前で写真を撮るのは気が引けるのか、撮らずに去って行かれました。
私は写真よりも、やっぱりアレをやりたかったです。 アレですよ、アレ。 皆さん、お分かりでしょ?
では、いきますよ〜
『ごめんくださいましー ◯◯家政婦紹介所から参りました〜 ごめんくださいましー!』
そう言えば、途中から『ましー』ではなくて『ませぇー』になっていたと聞きましたが、そうなんですか? 私はいつも『ましー』でやっていましたけど。
て、やってたんかい、おい!
ここではやりませんでしたよ。連れがいたらやったかもしれませんが、1人でやると侘びしくなるので。
そろそろ『ラインの館』に向かわないといけないのですが、そこへと下りていけるはずの道が見つけられません。 またしても筋肉痛覚悟のあっちウロウロ、こっちウロウロ。
やっと見つけました。公園の横から下れる道を。 すっごく細い道でした。
この先右側に『ラインの館』があります。
到着! この『ラインの館』は神戸市が所有し、入館は普段も無料となっています。
館の周りをぐるっと。
玄関入ってすぐのお部屋です。 撮影スポットになっています。あとはお土産売り場とビデオ上映?の部屋があります。
ここでもついつい暖炉を撮ってしまいました(笑)。
2階には異人館街の歴史などを紹介する資料が展示されています。
ここ『ラインの館』は、私が到着したときにはすごく混んでいました。ゆっくり見て回ることは出来そうにないので、早々に退散しました。
今度訪ねる機会があれば、人の少なそうな時間帯に隅々まで堪能したいと思います。
さっきの細い道の先で、皆さん通りの向こう側にカメラを向けています。
『ベンの家』があります。そして塀の上には…
そんなとこ座ってたら、危ないよ!
これは『神戸トリックアート・不思議な領事館』のポスターと、階段に描かれている絵です。
通りを挟んだところからなら建物が見えるということにさえ気付いていなかったので、写真がありません。
バス停さえもオシャレですねぇ。
こういった案内図もアチラコチラで見かけました。
ではそろそろ次のエリアへと向かいましょう。ここから徒歩15〜20分ほどだと思います。
第一歩の方角を間違えると大変なことになるので、Googleマップで位置を確認してから歩き出しました。
てくてく テクテク てくてく
何か違和感が… さっき、スマホの操作を両手でしてたよね。 …あれ? なんで両手で出来たん?
あっ!
傘は? 傘、どうしたん? 私の三つ折りの傘は?
自分が持って行ったビニール袋に入れたときは、そのままリュックに入れます。『萌黄の館』ではそうしました。 でも『ラインの館』では、入り口に傘袋があったのでそこに入れました。で、いつものように余った部分をくるっと結んで、手を通せるようにして持っていたはずなんです。
今、持ってない! 両手空いてる!
無意識にリュックに入れた? リュックを外からモミモミして探ります。あっ、これじゃない? やっぱり入れてたやん、ほらね。
500mlペットボトルでした。
またリュックをモミモミ。 あっ、こっち側にあった!
600mlペットボトルでした。
荷物を全部、リュックから出して見たいけど、地面は濡れているし場所がありません。モタモタしている時間はないかも。モミモミしながらも来た道を引き返します。
傘は、『ラインの館』では絶対に有りました。リュックに入れたかどうかは定かではありません。でも現にリュックの中には入っていません。 手に持ったままだったとしたら、一番怪しいのは『ラインの館』のトイレです。もう15分は経っています。まだ有るかなぁ。
トイレに到着。個室が3つ。一番奥を使いました。 今、全て塞がっています。幸いなことに待っている人はいません。1番手前のドアが開きました。その人は私を見て、?という顔でトイレから出ていきました。
真ん中のドアが開きました。またしても?という顔をされました。
最後に一番奥のドアが開きました。出てきた人は、他の2つの個室が空いているのに私が待っていたので、『あっ』と分かったような表情になりました。私も彼女の反応を見て、そこに傘があると確信しました。
良かった〜 ちゃんと有りました。置き去りにしてゴメンよ傘ちゃん。よくぞ戻ってきてくれた。あードキドキした。
さ、では改めて出発しましょ。時間をロスしてしまったので急がないと。て、誰のせい? そら…『ラインの館』に入っていた間に止んだ雨のせいでしょ。
それにしても、『雨の神戸北野』『雨の異人館街』てオシャレなイメージなのに、私の場合は『The珍道中』となるのは何故でしょう… そして翌日はお約束の筋肉痛。