新春おでかけ京阪奈1dayパス
ここ数年、近鉄電車の『新春おでかけ京阪奈1dayパス』を利用して神社仏閣巡りをしています。
今回も大晦日と元日の2日間乗り放題してきましたので、そのときの様子をご紹介させて頂きます。
2025年12月31日の夜明け前に自宅を出発しました。近鉄電車で揺られているうちに明るくなってきて差し込む光がとても眩しいです。

奈良県は奈良市内にたくさんの神社仏閣がありますが、桜井市や橿原市そして吉野郡などにもそれはもうパワースポットとして有名な神社仏閣がたくさんあります。
その多くは有難いことに公共交通機関で訪れることができます。そして私の中では、この辺りを巡る際の拠点となる駅は橿原神宮前駅です。
今回まず向かったのは、私の感覚ではとてもとても遠い場所。近鉄吉野線の終点である吉野駅のひとつ手前の駅です。

電車の窓から…

橿原神宮前駅からこの吉野神宮駅までは45分もかかりました。
吉野神宮駅で降りたのは、私の他にはおひとりだけ。その方は迎えの車を待たれるのか駅に留まっておられました。歩き始めたのは私だけです。
駅前に大きな鳥居がで~んと。こちらの方角ですね。
ここからは30分ほどひたすら上り坂です。他に歩いている人はいません。カーブが多いこの道で、車は結構スピードを出しているのでちょっと怖いです。気を付けてよ〜! 私のことちゃんと見えてる?

ようやく到着しました。時刻は8時半になるところ。5時台に家を出たのにもう8時半! 大阪の隣の県なのにやっぱり遠かったですね。
人の気配はありません。なんだかとても特別な場所だという感じがします。
先が見えません。
入ってきた鳥居を振り返ると…
進んで行きます。
うわ~逆光ということもあって、めちゃくちゃ神々しいです。とても神秘的。ここ吉野神宮には後醍醐天皇が祀られています。
私より早い人がいました! 逆光で最初は見えなかったのですが、私と同じようにリュックを背負った方がおひとり立ち去られるところでした。早っ!
すごく上を向いた狛犬さんたち。
あれ!? これは…まだ閉まっているの? いや、そもそもここまでしか入れないのかな? だってさっきの人、もう帰っちゃいましたもんね。
ネットで調べると、開くのが8時半と出てきたり9時と出てきたりではっきりと分かりませんでした。取り敢えずもうしばらく待ってみます。
(水が出ていない)手水舎を見たり…
絵馬を見たり…
第一印象の神々しさと、この元気いっぱいの絵馬とのギャップが面白いです。
開かないなんて…ないよね?
と思っていたら、もうおひとりやって来られて横手に回られました。 もしかしたら横から入れるとか?
ううん、やっぱり閉まっている。 こちらにも手水舎がありました。 あれ? さっきの人、どこに行ったんだろう?
あっ! 門が開く音がしました。正面に回ってしばらくその様子を見守ります。手水舎からも水が出ました。
入っていい? 入っていいよね!?

まずは後醍醐天皇にご挨拶を。

お守りやおみくじが並べられている台にはまだ布が被せられています。 準備の邪魔にならないように静かにお参りさせて頂きましょう。

境内図が見当たらなかったので、こちらを参考にさせて頂きます。
すっかり準備が整ったようです。そろそろいいかな?と御朱印帳を取り出そうとリュックに手を入れた瞬間に、その方が社務所から出て行かれました。見ると、御用の方はベルを押してくださいとあります。しまった! タイミングを逃してしまいました。今すぐベルを押したらそれはイケズですよね。
しばらく台の上のお守りなどを見せて頂きます。うさぎのお守りやおみくじが多いです。後醍醐天皇が吉野へ入られる際に道案内をしたのがうさぎという伝説があるからのようです。

確かにアチラコチラに猪目が… うさぎやハートなど、結構メルヘンチックで可愛らしいですね。
格好いい絵馬。

ということは、写真はどんどん撮ってOKということでいいですか?
9時を過ぎると他の参拝者が到着しました。皆さん車で来られたようです。お守りやおみくじを熱心に見られているので、きっとベルを押すはず。そこに便乗させて頂きましょう。 みなさんが選んでいる間に境内を散策します。
これって命中しなかったらどうなるんだろう… トライする勇気がありません。
ここにも折り鶴が。
拝殿の方を振り返ります。
気付くと私以外の参拝者がほぼ全員、社務所前で列をなしています。うわっ、めっちゃ待つんちゃうん、これ? またしてもシマッタです。ベルは押されたようですが、先ほどの神社のお方はまだ到着していません。 さらに散策継続。列が短くなったら並びます。
こちらは門松が飾られている門の内側です。

かざぐるまがカワイイです。

列が進んで、あと数人になったので並びました。
私がおずおずと御朱印帳を差し出すと、『えっ? 今なん?』というような表情でビックリされていました。そうですよね。一番に到着しておきながら今まで待っておりました。でもその間にたっぷりとパワーを頂きましたよ。
スピリチュアルな話が苦手な方には申し訳ありませんが、ちょっとだけ不思議なお話を。
ここ吉野神宮は神仏研究家の桜井識子さんがおすすめされている神社です。
私が本かブログ(あやふや!)で読んだときには、後醍醐天皇は神様になるための修行中と桜井識子さんは仰っていました。
少ししてから、「後醍醐天皇は無事に神様になられたらしいので吉野神宮でお祝いの言葉を伝えた」という、どなたか(あやふや!)のブログを読みました。
私も真似をします。手を合わせて、「後醍醐天皇さん、神様になられたそうでおめでとうございます」と心の中で。するとそれまでシ〜ンとしていたのに『ギィィー!』というすごく大きい音がしたんです。
何? 何の音? 私の目の前の旗(幟?)がひとつだけ風にあおられたかのように大きく動いていて、その金具の部分がたてた音のようでした。私は勝手に後醍醐天皇がお返事してくださったと思っています。

いつまでもここでこうしていたいですけど、私は乗り放題の切符を持っています。これを有効に使わねばなりません。そろそろ次の場所を目指しましょうか。
すぐ近くに消防車が停まっていて、消防士の方が社務所辺りに来ておられました。夜に行われる新年を向かえる行事に備えてですね。
気付くと太陽の位置が随分と変わっていました。
来た道を戻ります。
次は吉野神宮駅からひとつだけ戻った大和上市駅から7分程歩くお寺を目指します。
この吉野神宮からのアクセスを調べると、電車で1駅乗っても、電車を利用せず歩いて行ってもかかる時間は同じです。さてどうしましょうか。
とにかく駅に向かいましょう。電車がすぐに来るようなら電車で、待つようなら歩きましょう。
戻ってきました。すぐに電車がやって来るようです。
吉野神宮から駅へはずーっと下り坂で、歩いているときから足がプルプルしていてました。「明日は筋肉痛やな」と思いながら駅のベンチに座った途端一気に疲れが出ました。
いかんいかん、こんなことでは! 私の年末年始の旅はまだ始まったばかりです。

御朱印帳に挟んて頂いた紙にも猪目が…